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高橋 聖; 木名瀬 栄; Kramer, R.*
KEK Proceedings 2008-7, p.34 - 40, 2008/10
国際放射線防護委員会(ICRP)は2007年に刊行した新勧告において、内部被ばく実効線量係数は、人体断層画像をもとに開発された標準人数学ファントムを用いて導出されると明記した。この標準人数学ファントムは、ボクセルと呼ばれる微小体積の直方体の集合で表現され、ICRPの定義する標準人と等しい体型及び臓器質量を持つ。今回われわれは、ICRP標準人データをもとに開発されたボクセルファントム"MAX06"を用いてシミュレーション計算を行い、原子力機構に設置されている全身カウンタのICRP標準人に対する計数効率を求めた。その結果、実際の人体形状に限りなく近いICRP標準人モデルに対する全身カウンタの計数効率を取得でき、より信頼性の高い内部被ばく線量評価が可能になったと考える。